テーラーメイドから今回画期的なクラブが発売されました。
女子プロからシニアまで大人気であったグローレシリーズとアメリカPGAや日本ゴルフ界プロアマ関係なく人気の高かったMシリーズの融合モデルが今回発売されました。
グローレといえばシニア層に大人気であった理由としましては見た目の構えやすさと寛容性そして飛距離性能でしょう。
Mシリーズはなんといっても飛距離!
そんな二つの融合体ははたしてどのような特徴スペックをしているのか調べて行きたいと思います。
■Mグローレアイアンの特徴
新テクノロジー「リブコアエイチ・ティ」
・スイートエリアが広がったのでミスショットによる衝撃のブレを軽減でき、フェースに当たれば場所関係なく均一な飛びを再現しやすくなりました。
ヘッドが大型になり、またヘッド後ろにリブコアを配置することでフェース全体の反発を高めてくれます。
これがフェース全体の寛容性、ミスヒット時における飛距離のロスを防いでくれます。
「マルチマテリアル」
・アイアンの素材の変更で全体を約30g程度軽量化しました。
先端とホーゼル部分を軽くし、その比重をソール部分に配置します。
これにより重心位置を下げてロフトが立っているにもかかわらず、高さや飛距離性能を上げることに成功しました。
「専用シャフト、専用グリップ」
・カーボン、スチールともにとても軽くなりました
グラファイトシャフトとして藤倉さんと共同開発をしました。
Mグローレを使うユーザーにマッチするような難しすぎず振り切れるようなシャフト、
Speeder EVOLUTION TM に関してはヘッドの返りがよく体力がなくても振り切れます。
N.S.PRO 820GH こちらのNSも標準装備で軽量化されていますので、カーボンで抵抗ある方も扱いやすい重量になっていますね。
■対象ユーザー
・ゼクシオなどシニア向けのクラブを嫌う方
・常に簡単さを求めている方
・圧倒的飛距離性能
ゼクシオやマジェスティなどに抵抗があり、飛距離が欲しい方。
私自身7番アイアンで160前後を狙うのですがこのクラブは190yを軽く超えてきます。
見た目はグースネックでフェースが大きく安心感を与えてくれます。
ヘッド自体の軽量化、シャフトの軽量化、低重心の設計なので球が上がりつつ飛距離が出てしまうクラブという位置付けになります。
対象ユーザーとしてはアイアンでもスライスが出てしまうような方や、最近飛距離が出ていないと感じる方などではないでしょうか。
使用プロ
2019年現在は使用プロはいません。
強すぎるロフトが影響しているからでしょうか・・・
![]() |
テーラーメイド日本正規品 M GLOIRE(エムグローレ) アイアン 2018モデル Speeder EVOLUTION TMカーボンシャフト 5本セット(#6~9、PW) 【あす楽対応】 価格:81,900円 |

■MGLOIREアイアンスペック(7番アイアン)
ロフト(°) 27
ライ角(°) 62
長さ(インチ)Speeder EVOLUTION TM 37.5 / N.S.PRO 820GH 37.25
☆シャフト別スペック(シャフト重量)(トルク)(キックポイント)☆
Speeder EVOLUTION TM 約50 /3.0/先中
N.S.PRO 820GH 約80/約2.3/先中
両者とも先中調子であるのでヘッドとの相性がよく、球を上げてくれるまた、飛距離を出すのを後押ししてくれます。
■まとめ
大型ヘッドではありますが、トップラインがすっきりしていてターゲットに対して構えやすいフェースになっています。
打感は柔らかく打っていてすごく気持ちいいですが難しいコンディションで球が止まるよりは抜けて行ってしまいそうな感触があります。
感覚としてはアイアンではなくユーティリティーに近いのではないでしょうか。
そういった点ではアイアンが苦手な方などに使っていただきたいクラブになります。
ぜひグローレユーザーの方は試してみてくださいね!

幼少期からゴルフに触れ合い面白さに難しさにのめり込む。高校、大学を経て研修生になりました。2012,13年JGTOツアープレイヤーとなり現役を引退し、レッスンをし始める。
アマチュアから女子プロまで様々なレッスンをしてきました。このサイトではそんな些細な情報を発信していきます。
コメントを残す