この度、テーラーメイドから一世を風靡したMシリーズとグローレのお互いにいいところを取ったクラブが発売されました。
その名も【M グローレ】 2018年 10月26日 発売
名前の通りMシリーズの飛距離性能、グローレの優しさとつかまりを融合したクラブになります。
いったいどのように進化し、対象ユーザーはどの層にあるのかを分析していきたいと思います。
■MGLOIREドライバーの特徴
フォージドツイストフェース
・フォージド製法にすることで打感や打音をより使用者が心地の良い感覚になるよう改良されました。
またフェースの湾曲を少なくすることでヒールやトゥ側にあたっても曲がり幅を減らすことに成功しました。
ハンマーヘッドスロット
・反発エリアの拡大と、それによりスピン量が抑えられますので最大飛距離の向上につながります。
マルチマテリアル
・ヘッドの重量の再配分を行ったために、ヘッドの重量が軽くなりました。
グローレを使用するユーザーに対してもアプローチの幅を広げるためです。パワーがあまりなくても補える重量配分になっています。こちらに関しましては今までのグローレの優しさにMシリーズの飛距離性能、直進性を加えた黄金クラブになります。
クラウン部分の見え方も少し高級感がありますが、灰色になっていますので好みは分かれるでしょう。
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価格:53,500円 |

■MGLOIREドライバーのスペック
ヘッド体積(㏄)460
長さ(インチ)46
☆シャフト性能(シャフト重量)(トルク)(キックポイント)☆
Speeder EVOLUTION TM 50/4.9/先中
シャフトが長く設計されていること、また純正のシャフトがトルクが多くヘッドが返りやすくなっていますので少し叩ける人は、シャフトを変更するべきでしょう。
■M GLOIRE フェアウェイウッド の特徴
今回ドライバーとアイアンしか発売されていなかったMグローレにフェアウェイウッドが登場しました。
2019年 3月15日 発売予定になります。
・ツイストフェース、スピードポケット
→ドライバーでも採用されていた、ツイストフェースがもちろんフェアウェイウッドでも採用されています。
あとテイラーメイドが開発した画期的なアイデアスピードポケットはアマチュアが当たりやすいであろうインパクトエリアをカバーできるような構造を作ることができ、スイートエリアの拡大につながっています。
・低重心化
→こちらもドライバー同様に、ヘッドやシャフトまで軽量化が進められていて、その重量をよりヘッド後方に再分配することができ、
より低重心化が進み、より簡単なクラブになりました。
フェアウェイウッドに関しては使用者を選ばない、誰でも簡単に打てて、なおかつ飛距離や球の高さが出しやすいクラブだなと実感しました。
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価格:37,324円 |

■対象ユーザーや試打感想
年齢層としましては50~60歳前後といったところでしょう。
以前までグローレを使われていた方に是非お勧めしたいクラブになります。
Mシリーズの革新的な飛び性能といままでのグローレの優しさが本当に両方とも感じられるクラブとなっていますね。
見た目はフックフェースにはほとんどなっていなく、しかし重心角(つかまりやすさ)がしっかりありますので絶対にスライスさせたくない人必見です。
ミスヒットをしても直進性があるということは非常に助かります。
打感はフォージドであるので吸い付くように柔らかく、かつ弾きを感じるような飛びを意識したヘッドになります。
グローレではつかまりすぎる、しかしMシリーズではスライスしか出ない、そんな方にはこのクラブしかないでしょう。
フックフェースが強いクラブは実際の飛びはあまり実現できませんからこちらのクラブのほうが間違いなく飛びますね!
■まとめ
普通のグローレよりもフックフェースではないのが私は好きです。
どうしてもつかまりやすいクラブはフェースが左を向いているように設計されているために構えずらいのですが、このクラブはそうではありませんので構えやすいと感じました。性能自体は明らかに右にいかないですね。
スライスを打とうと思ってもなかなか打てない、それくらいつかまってしまうってことです。もちろんプロが使っているヘッドは市販のものとはほとんど違いますからご注意くださいね。

幼少期からゴルフに触れ合い面白さに難しさにのめり込む。高校、大学を経て研修生になりました。2012,13年JGTOツアープレイヤーとなり現役を引退し、レッスンをし始める。
アマチュアから女子プロまで様々なレッスンをしてきました。このサイトではそんな些細な情報を発信していきます。
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