ヤマハといえばといえば皆さんの印象はなんでしょうか?
バイクや楽器いろいろあるのではないかと思います。ヤマハで検索しても一番上位に出てくるのは楽器になりますね。私も楽器のイメージが強かったです。
そんなオールラウンドな企業ヤマハから出ているクラブUD+2をご紹介します。
なんでも、ものすごい飛ぶとのうわさがありまして実際どうなのか特徴やスペックと一緒にお調べしていきます。
■YAMAHA「UD+2」の特徴
噂の+2番手の飛びに新たな技術が追加
ヘッドターンエネルギー構造
・フェースの位置を従来のクラブより少し前よりに設計したことにより重心が移動しヘッドが返りやすい構造になりました。
チップウェイトテクノロジー
・シャフトのたわみの量を抑えインパクト時のエネルギー伝達ロスを防ぐことにより、より効率的にボールに力が伝わります。
ヤマハ独自の快音設計
・音楽系に強いヤマハだからできることでしょうか、いかに消費者に気持ちの良い音を聞かせることがいいクラブに必要かを物語っています。
・ゼクシオなども特に音にこだわっていますね。
ルール限界に迫る反発係数
・ウッド系は0.815、アイアンは0.822の反発係数になります。(反発係数の最大値は0.83といわれています)
低重心設計
クラブヘッドの重量の再分配により、より上がりよりつかまる設計にしました。
高初速高ロフト設計
ロフト角UPにより今までより初速をあげ、上記の低重心によりボールを上げやすくできる設計をしました。
■「UD+2」の対象ユーザー ドライバー、FW、アイアン
大前提としてあまりスイングスピードがない方を対象としています。
・ドライバーが200yを切る方
・スライスでかなり飛距離をロスしてしまっている方
・ロングアイアンやFW系がなかなか打てない方
・年齢とともにクラブが重く感じ今のクラブを振り切れてないと感じる方
HSで例えるとドライバーで40を切る方から、年齢層で例えますと50代以降の方を対象と考えておいていいでしょう。
また女性などでパワーがある方は比較的若い年代からでも非常に恩恵を受けられるでしょう。
■「UD+2」スペック
ドライバー
ロフト角(°) | 9.5 | 10.5 | |
ヘッド体積(㏄) | 460 | ||
クラブ長さ(インチ) | 45.75 | ||
シャフトスペック(シャフト重量)(トルク)(キックポイント) | |||
オリジナルカーボン TMX-419D | 53 | 5.9 | 先中 |
FW

ロフト角(°) | 14.5 | 17 | 19 | 21.5 |
ヘッド体積(㏄) | 188 | 174 | 162 | 151 |
クラブ長さ(インチ) | 43.5 | 42.75 | 42.25 | 41.75 |
シャフトスペック(シャフト重量)(トルク)(キックポイント) | ||||
オリジナルカーボン TMX-419F | 55 | 5.4 | 先中 |
UT
ロフト角(°) | 19 | 21.5 | 24 |
ヘッド体積(㏄) | 124 | 123 | 122 |
クラブ長さ(インチ) | 40.5 | 40 | 39.5 |
シャフトスペック(シャフト重量)(トルク)(キックポイント) | |||
オリジナルカーボン TMX-419U | 57 | 4.8 | 先中 |
アイアン(7番アイアン)
ロフト角(°) | 26 | ||
ライ角(°) | 61.25 | ||
シャフト別性能(シャフト重量)(長さ)(キックポイント) | |||
N.S.PRO ZELOS 7(S) | 77.5 | 37.75 | 先 |
純正MX-519i(S) | 51.5 | 38 | 中 |

どのクラブのシャフトも比較的簡単と言われているシャフトが標準で刺さっていますね。
以上のことからやはりターゲット層がスライサーやスイングスピードがない方が対象だとわかります。
■まとめ
やはりこのクラブは市場評価が高いですね。レッスンをしていても女性のユーザーが購入する傾向が高く飛距離も伸びているでしょう。そもそも女性向けのクラブが出回っていないのでこの結果になると考えます。
またフックフェースを気にしない方、グースアイアンを気になさらなければ非常に使い勝手の良いクラブといえるでしょう。
現在ぶっ飛び系のアイアンを使用していない限りほとんどの方は飛距離が上がるといえるでしょう。
見栄を捨てて簡単なクラブを使うことでラウンド中のストレスがなくなって、皆さんにもっとゴルフを楽しんでもらえればいいと常に思っています。

幼少期からゴルフに触れ合い面白さに難しさにのめり込む。高校、大学を経て研修生になりました。2012,13年JGTOツアープレイヤーとなり現役を引退し、レッスンをし始める。
アマチュアから女子プロまで様々なレッスンをしてきました。このサイトではそんな些細な情報を発信していきます。
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