【ジャンボ尾崎の愛弟子!大型ルーキー原英莉花の素性に迫る】
勝みなみ、三浦桃香ら1998〜1999年代の活躍が熱い中、原英莉花選手も、「黄金世代」とも呼ばれている、若手実力ゴルファーの中の一人です。
その中でも原英莉花選手は、身長173cmの長身を生かしたダイナミックなプレーが話題を呼んでいます。
ドライバーの飛距離はなんと260y~70yというハードパンチャーです!
そんな大型ルーキー原英莉花選手のプロフィール、クラブセッティングについて迫ります。
〇プロフィール
原英莉花
出身地:神奈川県
生年月日:1999年2月15日
年齢:19歳(2018年現在)
血液型:O型
所属:フリー
身長:173cm
体重:58kg
趣味:音楽鑑賞 カラオケ 読書
出身校:湘南学院高
契約:ミズノ
クラブ…ミズノ
ボール…ブリヂストン
ウェア…ジャックバニー
シューズ…ミズノ
プロテスト合格日
2018年7月
ゴルフ歴
10歳〜
〇生い立ち
原英莉花選手は、母親がゴルフが好きだったそうで、10歳の頃から一緒に始めたのがきっかけです。
通常の選手と比べると、ゴルフを始めたのは若干遅かったのかもしれません。
原英莉花選手はそれまで球技はあまり得意じゃなかったようですが、ゴルフだけは夢中になれたスポーツだったようです。このようなタイプの選手が非常に多いですよね!努力次第では皆さんも変われるという非常に良い例ですね。原英莉花選手の学生時代の体育の成績を聞いてみたところ、意外にも普通だったと本人は語っています。
調べていくとゴルフに対する熱意は人一倍あるように思われます。
中学時代は部活には入らず、学校から帰ればゴルフの練習に打ち込む毎日でした。
〇ジャンボ尾崎に弟子入りを志願
原英莉花選手の師匠はゴルフ界の巨匠、ジャンボ尾崎さんにあたります。
2015年、湘南学院高校在学中の事です。知人の紹介を通じ、ジャンボさん宅を訪問。尊敬するゴルフ界の巨匠、ジャンボ尾崎の弟子入りを自ら志願しました。
ジャンボさんも、生まれ持った原英莉花選手の高身長から何かを感じ取ったのでしょう。
原英莉花選手の弟子入りを受け入れました。
以降、ジャンボさんのもとで鍛え、原選手は師匠譲りのダイナミックな技を取得していきました。
そして師匠であるジャンボ尾崎から指導を受けた1年後の2016年、神奈川県ジュニアゴルフ選手権女子15〜17歳の部で優勝しました!
次第にスケールの大きいプレーが注目される存在に。
尊敬するゴルファーを聞いてみたところ、これはもちろんジャンボさんと答えています。
Instagramでも度々、ジャンボさんとのラウンドの写真などアップしているので師弟関係は良好ということを伺えます。
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〇原英莉花選手の性格は?
ゴルフが本当に好きでいつもポジティブなイメージがある原英莉花選手ですが、もちろん、選手生活は上手くいくことばかりではなく挫折の経験も味わいました。
初のプロテスト2017年の頃、あと2打が足りずというところで不合格という苦い経験も味わったこともあります。その悔しい経験を生かし、翌年にはプロ入りを果たすことができました!
本当に苦しいときは、ジャンボさんにアドバイスを頂くこともあるそうです。
直接的ではありませんが、そのジャンボさんにいただいた考えさせられる言葉に自分で解決策を見いだしていくというやり方をしています。
ゴルフは、「何度も同じことをやり続ける」反復練習の作業です。それをやり続けるのが秘訣だと語っています。
インタビューを聞いていると、とてもポジティブで真面目なイメージを持った原選手です。
〇趣味について
原英莉花選手の趣味は読書と歌うことです。
あるインタビューでは、最近は本だけではなく、ゴルフのルールブックを見て試合を熟知させていると語っていました。
ルールを制するものは試合を制するという考えだそうです。勉強熱心ですね。
また、歌も好きだということでカラオケで歌うジャンルはバラバラとのこと。
聞くのは、「Ms.OOJA」でカッコイイ系の音楽が好きなようです。
〇原英莉花プロのクラブセッティング
2018年、もっとも活躍した人に贈られる「ミズノプロスタッフオブザイヤー」に原選手が選ばれました。
原英莉花選手はプロ入りから早々、ミズノと契約しています。
ミズノを使うことになった経緯を一部紹介すると、原英莉花選手の父親と、同じ契約プロの幡野夏生選手の父親の仲が良かったようで、幡野選手の父親が原選手の父親にミズノを勧めてきたのがきっかけとのことです。
それ以来、相性がよかったのか原英莉花選手はずっとミズノを使い続けているようです。
ゴルフクラブ、キャディバッグ、ヘッドギア、ゴルフシューズは同ブランドを試合で使用しています。
今回は、その一部分をご紹介いたします。
・ドライバー
・ユーティリティ
ミズノ GX
・アイアン
ミズノMP-55
・パター
SCOTTY CAMERON(スコッティキャメロン) 2017 クラウン Newport パター 33インチ [並行輸入]
〇原英莉花プロスイング解析
原英莉花プロのスイングも黄金世代の定番であるといえますね。
ほかの記事でも紹介しました河本結さんのスイングとほとんど同じようなスイングをしています。
まず初めにテイクバックのワッグルをよく行っています。

これは体との同調、手元を使わないテイクバックを再現します。
そこからトップではやはりフェースがクローズになり

そして切り返しで上半身と下半身の分離の度合いが尋常でないくらいあります。

ここが原英莉花プロの飛距離の秘密でもあります。

そして切り返しでできた差をインパクトにかけて伸びあがっていく地面との反発を使いヘッドスピードを最大限に上げています。
もはやこのスイングは世界共通のスイングになりつつあると思います。
体力に自信のある方はぜひ試してみてください!
〇まとめ
原英莉花選手は、苦悩の挫折を乗り越え2019年、レギュラーツアーで戦うことも決まりました。
そして、目標を高く持ち東京オリンピックも意識しています。
そのためには、プロとして戦うからには賞金女王を目指して頑張っていきたいと意気込んでいます。
まだまだ伸びしろがある19歳、彼女の今年の活躍に目が離せませんね!

幼少期からゴルフに触れ合い面白さに難しさにのめり込む。高校、大学を経て研修生になりました。2012,13年JGTOツアープレイヤーとなり現役を引退し、レッスンをし始める。
アマチュアから女子プロまで様々なレッスンをしてきました。このサイトではそんな些細な情報を発信していきます。
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