小柄な体型からはイメージ出来ないほどの豪快なスイングで飛ばします。かつてはゴルフ界の「飛ばし屋」とも呼ばれていた横峯さくら選手。
今では老若男女、知らない方も少ない程有名な日本の女子プロゴルファーの一人ですが、
現役で活躍し続ける、その力にどんな秘密はあるんでしょうか?
横峯さくらさんのファンの方ならクラブセッティングも気になるところですね。
今回は横峯さくら選手の生い立ち、愛用クラブなどについてまとめました。
■横峯さくらさんのプロフィール
横峯さくら
出身地:鹿児島県鹿屋市
生年月日:1985年12月13日
年齢:32歳(2018年現在)
血液型:AB型
所属:エプソン
身長:155cm
体重:51kg
趣味:映画鑑賞
出身校:明徳義塾高等学校(高知県)
契約:
クラブ…ダンロップ
ボール…ダンロップ
ウェア…ZOY
シューズ…ダンロップ
2019年現在 XXIOスポンサーが離れてしまい新たにPINGのクラブを使用しております。
プロテスト合格日
2004年8月5日
ゴルフ歴
8歳〜
■生い立ち
横峯さくら選手は、鹿児島で3人姉妹の末っ子として誕生。当時、ゴルフ好きな父の影響でゴルフの世界に8歳から足を踏み入れるようになったのがきっかけです。ちなみに、横峯さくら選手の父親は元参議院議員の横峯良郎という話が有名で、姉の横峯瑠依選手もプロゴルファーとして活躍してます。
父親の良朗氏はコーチとしてはもちろん、キャディとして同行する姿もメディアで取り上げられています。
2014年 メンタルトレーナーの森川陽太郎と入籍。
2015年 米LPGAツアーに主戦場を移す
32歳になった現在、横峯さくら選手は「有限会社さくら」の社員として籍をおいています。
(社長は父、副社長は母、社員はさくらと姉2人)。
■プロになるまで
幼い頃から大会で頭角を現してきた横峯さくら選手は、小学4年生頃に出場した「全国小学生大会」で優勝を果たし、その実力を発揮していきます。
中学2年生で「日本ジュニア選手権」を制覇。明徳義塾高校2年で「日本ジュニアゴルフ選手権」で優勝。翌年、「全国高校選手権」で春夏連覇し、ジュニア主要大会3連勝を果たします。
2004年8月、見事プロ入りしました。史上最速、プロ1年目でシード権(翌年ゴルフトーナメントに出場出来る権利)も獲得。同級生でありライバルでもある宮里藍選手も、同じくこの年にプロ入りを果たしています。
2005年「ライフカードレディスゴルフトーナメント」ではツアーで初優勝しました!
当時、賞金ランクは常時4位以内に入る程の実力で周りを圧巻させました。2009年にはメジャー1勝を含む、最多となる6勝という実績を持っております。
横峯さくら選手は、その小柄な体型から250〜270ヤードと勢いよく飛ばすことから、「女子ゴルフ界の飛ばし屋」とも呼ばれています。
そんな「飛ばし屋」横峯さくら選手の愛用クラブはどんなメーカーを使っているのでしょうか?
■使用クラブ
【2018年クラブセッティング】
「ダイキンオーキッドレディースゴルフトーナメント」にて
・ドライバー
XXIO 10 ドライバー (8.5度)
・FW・UT
XXIO 9 フェアウェイウッド (3番、7番)
・FW・UT
SRIXON Z ハイブリッドユーティリティ(4番)
・アイアン
XXIO 9 アイアン(5番)
XXIO 8 アイアン(6番〜AW)
・ウェッジ
588 RTX 2.0 ウェッジ (56度、60度)
・パター
WHITE HOT RX パター 2BALL V-LINE
・ボール
SRIXON Z スター XVボール
【2015年クラブセッティング】
「ピュアシルクバハマLPGA」にて
・ドライバー
XXIO 7 ドライバー (ロフト9.5度)
・FW・UT
XXIO 8 フェアウェイウッド (3番15度、5番18度)
・FW・UT
SRIXON Z U45 ユーティリティ(4番、5番)
・アイアン
XXIO 8 アイアン (6番〜A)
・ウェッジ
CG-F2 フォージ ド ウェッジ(56度、60度)
・パター
VERSA パター ♯1W BLACK ヴァーチカルデザイン (縦型)
・ボール
SRIXON Z スター XVボール
以上が、横峯さくら選手のクラブセッティングです。
横峯さくら選手は、DUNLOPブランドのXXIOシリーズの初代からの愛用者でもあり、その長年の付き合いからかXXIOのクラブに「相棒」という表現をしてます。ツアーでも、XXIO 10 などのクラブを使用していて、ボールのつかまりが良い、ヒールに当たっても飛距離が落ちないと絶賛のコメントを残しています。
しかし今やその契約がなくなり新しいクラブとともに日米を戦っています。
ボールはずっと変わらず、SRIXONのZスターシリーズを使い続けています。DUNLOPのブランドでもあり、相性が良いのでしょうか。XXIOシリーズは年々、クラブの性能を上げる為に研究を重ねています。
ヘッド単体はもとより、シャフトやスイングまで細部にまで開発に踏み込み、そのこだわりは数々の特許技術が物語っています。XXIOシリーズは、プロからアマまで使いやすく知名度も高いブランドです。そんな横峯さくら選手もXXIOと共に進化してきたのでしょう。
■横峯さくら選手のスイング解析
女子選手の中では非常に飛距離が出るほうですが、その秘密に迫ります!
横峯さくらさんはまず初めにテイクバックの段階では体を左に傾けながら手元を高く上げるところから始まります。
やはりその際のフェースはクローズになっていますね!
左の傾きが大きく入ると手元が高く上がりすぎるのでその結果オーバースイングができてしまうのです。

オーバースイングのメリットはクラブにかかる遠心力がより大きくなることそれによりインパクト時のパワーが大きくなります。しかしデメリットとしてはフェースが開きやすかったりタイミングが取りずらいことが挙げられます。
左へ傾いた背中を今度は反対(右側)に倒して右軸にすることでクラブを戻す動きに代わります。

上記でも記述したようにフェースが開きやすいデメリットがあるためにフェースをクローズで使う、またクラブをゼクシオ(重心角が大きい)にしてつかまりを保っていたのですが、今回クラブが変わってしまいどのような変化になるのでしょうか。非常に楽しみです!
以上、横峯さくら選手の生い立ちと愛用クラブについてご紹介いたしました。最後に彼女のインスタを覗いておきましょう。
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横峯さくら選手の今後のツアーにも期待が膨らみます!

幼少期からゴルフに触れ合い面白さに難しさにのめり込む。高校、大学を経て研修生になりました。2012,13年JGTOツアープレイヤーとなり現役を引退し、レッスンをし始める。
アマチュアから女子プロまで様々なレッスンをしてきました。このサイトではそんな些細な情報を発信していきます。
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