今回は2019年3月9日発売予定のゼクシオプライムについてご紹介します。
狙いとしてはゼクシオを使う年代よりさらに上であり、どちらかというとお爺ちゃん世代の方になりますね。
ゼクシオプライムのおもなコンセプトとしてはスイングスピードがなくなってきて距離が出なくなってきた方がゼクシオに変え、
補えていたものがさらに対応できなくなり、その進化系がゼクシオプライムであると考えておいてください。
体の老化や力の衰えはもちろん誰にでもあるもので、体力で補填できないものをできるだけクラブで補っていこうという趣旨があります。
決してゼクシオプライムを使っている人は下手だとか、道具に頼っているだなんて思わないでください。
よりゴルフを楽にする楽しむためのアイテムです。
そんなゼクシオプライムはいったいどのような変化を遂げたのかを調べていきたいと思います。
■ゼクシオプライムドライバーの特徴
ターゲット層
・現状のスイングを変えることなく、もっとつかまりや飛びを実現したい方
体力の衰えとともにスイングスピードが落ちヘッドを戻す力も少なくなってくるのです。
そんな傾向にある方に多いのがやはりスライスになりますよね。
今回のプライムはネックの作りが特殊になっていて、重心の距離が短くなっている特徴があります。
従ってフェースの返りが自然に戻ってくるように設計になっているんですね!
(※つかまりが悪い方はほとんどダウンスイングでフェースが開いているのでその開きが自然に戻ってくるという流れです。)
〇プライム専用シャフト
シャフトに関しても少し違った形で作られていまして、手元から先端にかけて極端に柔らかくなっている特徴となっています。
結果的にヘッドの帰りがよくしなりであったりつかまりがよくなるので飛距離が高お嬢しやすい設計になります。
〇軽量化ヘッド、フェース薄肉化
前作のプライムよりも2g程度軽くなっています。
クラウン部分の重さを再分配し、ヘッド後方に持ってくことでフェース自体のやさしさを生みます。
通常クラブが長くなることによってヘッドにかかる遠心力が多く入ってしまうので、
インパクトでフェースをスクエアに保つのが難しくなるといわれています。
それに対して少しでもヘッドを軽量化しておかないとパワーがない方に対応ができないということです。
〇長尺軽量シャフト
前作が46インチだったのに対して、今回は46.5インチで同じ重量になっている特徴があります。
こちらもヘッド同様に軽くすることで、力のない方でも振り切れるような設計になっており飛距離UPが望めます。
やはり前作のゼクシオ プライムを持っていた方は間違えなく買いですね。
前作のプライムよりもクラブが長くなっているのに
ヘッドが軽くなっていて飛距離性能という面では格段に上がっています。
■ゼクシオプライムフェアウェイウッドの特徴
〇ゼクシオ プライム史上最重量ウェイト装着
今回のフェアウェイウッドに関しては少し重くなったと考えていいでしょう。
しかし重くなったからと言って難しくなったわけではありません。
ソール部分にウェイトを装着することでヘッドの重心位置が下がり、
シャローフェースになったことでさらにボールが上がりやすくなっている特徴があります。
フェアウェイウッドが苦手な方や、ヘッドスピードが少なく球が上がりにくい方に向けて作られた兵器なのです!
〇フェースの反発係数増加
アマチュアがフェアウェイウッドで一番当たりやすい部分に特化して反発の向上を図りました。
主にヒールにおける増加になります。
大雑把に言うと簡単になりましたということです。
球が上がらないとキャリーが伸びず、結局飛ばない流れになってしまうので池を超えるロケーションなどに活躍しそうですね。
フェアウェイウッドが苦手、緊張してしまうと球が上がらない、
フェースにうまく当たらないなど様々な悩みを抱えている方にお勧めです!
■ゼクシオプライムハイブリットの特徴
〇シャローバック形状
基本的にシャローフェース形状であれば球が上がりやすく設計されています。
反対にディープフェースに関しては操作性がいいと思っていてください。
〇ヘッドが返りやすい、短い重心設計
トゥ側のボリュームを持たせることでヘッドの形状をアップライトにします。
そうすることでヘッドが返りやすくなります。
よってつかまりやすいハイブリットになります。
高さを出しやすくなっていますね。
こちらもアイアンでは飛距離が出なくまた上がっていかない
、アイアンが苦手、そんな方は迷わずUTを使用してください。
■ゼクシオプライムアイアンの特徴
〇シャローフェース
低重心化によって反発エリアの増加につながりました。
従って、ミスヒットによる寛容性のアップや球をしっかりと上げてくれることができる特徴となっています。
〇アップライト設計
ハイブリットと同じ設計になっていまして、球のつかまりを出しやすくなります。
やはりこちのクラブを使う層が球をとらえにくくなっている傾向がありその方に適しているクラブといえるでしょう。
基本的にロフトが立っているためにアイアンセットは4本の構成となります。
5,6番はカスタムでの対応となりますのでご注意ください。
ノーマルのアイアンは苦手、ソールがぶ厚くても気にならない、
飛距離がもっと欲しいそんな方はお使いください!
歴代【ゼクシオアイアン】 【ゼクシオフォージドアイアン】の性能の違い[2018年]スペックや試打感想など ゼクシオクロス追加!
ノーマルゼクシオのアイアンと比較をしてみてもいいかもしれませんね!
■試打感想
実際に試打をしていても、捕まりがとても良くなったと感じます。
アスリートゴルファーがしっかりとらえようとするとどのクラブも左に行ってしまうでしょう。
ヘッドの性能ももちろん悪くはないのですが、スイングスピードがありすぎるとシャフト自体が柔らかかったり、
フックフェースやクラブの重心角が多すぎて実戦には向いていないクラブになってしまいます。
やはりドライバーが150yくらいしか飛ばない方や、
7番アイアンが120yくらいのスイングスピードがあまりあるほうではないがその中でも最大限飛ばしていきたい!
そういった方に適しているクラブです。
例外としては、本当にスライスが止まらないそのような方は極端ではありますが、
これくらい簡単で左に行きやすいクラブを使うのは全然ありであるといえますね。

幼少期からゴルフに触れ合い面白さに難しさにのめり込む。高校、大学を経て研修生になりました。2012,13年JGTOツアープレイヤーとなり現役を引退し、レッスンをし始める。
アマチュアから女子プロまで様々なレッスンをしてきました。このサイトではそんな些細な情報を発信していきます。
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