2019年現在 スリクソンからは3種類のアイアンが発売されています。
こちらの3種類のスリクソンのアイアンはどのようなユーザーにマッチするのか、自分はどのスリクソンを使ったらいいのか悩んでいる、そんなあなたにプロなりの目線で助けになれればいいと思っています。
■スリクソン 3種類のアイアン
①スリクソン Z585 アイアン
→飛距離性能に特化したポケットキャビティ型アイアン
②スリクソン Z785 アイアン
→安心感のある打感や安定したスピンを生むキャビティ型アイアン
③スリクソン Z-FORGED アイアン
→使用者の感性を重視した攻めのマッスルバック型アイアン
それぞれコンセプトが全然違います。
まず初めに自分がどの位置(レベル)にいるかを確認しましょう。
ざっくりですが番号順に難しくなっていますので、初心者ならスリクソンZ585、上級者ならZ-Forgedという具合で決めてもいいですし、
どのようなゴルフがしたいかで判断してもいいと思います。
飛距離が足りていないのであればスリクソンZ585、ある程度優しさが欲しいが打感も重視したい方はスリクソンZ785など
私はプレースタイルに合わせてクラブを選んだほうが長く使うものとして最適な判断ができると思います。
■Z585 アイアン 特徴

まずポケットキャビティ型のアイアンの特徴としてはソール幅が広いところにあります。
下の部分を広くして重心の位置を下げ、より球を上げやすくしたりスイートエリアの拡大につなげています。
またソール幅が広いためにダフリやトップにも強い特徴があるともいえますね。
打感に関しましてはやや硬く弾き感が強い印象を受けました。
型の性質上打感を柔らかくはできませんので少し飛びすぎてしまう感じがありますが、飛距離がとことんでない、またコースでの打点が安定しないそんな方にお勧めなクラブになっていますね。
■スリクソン Z785 アイアン 特徴

THEスリクソンのアイアンという形をしていますね。
スリクソンユーザーはアイアンを顔(見た目)で重視している方が多いと思います、
そんな方にはとてもきれいな顔に見え、ウケは非常にいいと思えます。
前作よりも顔がシャープになり、若干難しさを感じてしまいそうですが、そもそもプロに向けて作っているわけではないので、もちろんそこまで難しくはありません。
比較的若いユーザーをメインターゲットとしてとらえていますので、HSがある程度ある方向けに作られていますので、7番アイアンでもロフトは32度とそこまで飛ぶクラブではありません。
番手ごとの安定した飛距離とキャビティだからできる柔らかい打感が特徴的、そして優しさを体感したい方に向けて作られたクラブですね!

■スリクソン Z-FORGED アイアン 特徴

このクラブに関しましては非常に難易度が高いという特徴があります。
まずバックフェースがかっこいい。これはスリクソンユーザーが求めるものとマッチしていますね。
次に構えやすいフェースが特徴的ですね。
最近のクラブは優しさを重視しすぎて、かなり分厚いアイアンになってしまい、リーディングエッジやトップラインをどこに向けて構えたらいいかわからない方も多いのではないでしょうか?そんな不安が一切なくすらっとした顔でターゲットに対して構えやすいのが特徴です。
ヘッドが小ぶりではあるがつかまらないイメージが全くなく、操作をしやすいヘッドタイプですね。そして実際打った時のクラブの抜けはやはりマッスルバックの特徴ともいえますね。
ソール自体がVラインに折り目が入っていて、上級者がプレーするような難しいゴルフ場に起こりうる難しいライや場面でも対応しやすいクラブになっています。ラフやライの悪い場所からでも毎回同じようなスピン量が生みやすい特徴となっています。
打感に関してはS20Cという柔らかい鉄を使用していて鉄密度を高くしていますので抜群にいい仕上がりとなっています。
若干使用者を選んでしまいますが、松山英樹プロも使用しているとのことで非常にいいクラブになっていますのでぜひ上級者の方は使用してみて下さね!
■まとめ
このように様々な特徴がありますが
①今現状のレベルを判断し度のクラブが適正かを判断
②プレースタイルで判断
③見た目で判断する
もちろん自分自身で最高の判断をしていただきたいと思います。
わからないことがあればどんどんご質問ください。

幼少期からゴルフに触れ合い面白さに難しさにのめり込む。高校、大学を経て研修生になりました。2012,13年JGTOツアープレイヤーとなり現役を引退し、レッスンをし始める。
アマチュアから女子プロまで様々なレッスンをしてきました。このサイトではそんな些細な情報を発信していきます。
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