今回はピンPING削り出しパター VOULTヴォルト2.0 についてご紹介します。
おそらく削り出しパターで一番有名なメーカーはスコッティキャメロンであるでしょう。
しかし歴代の優勝者パターの中で勝利数が一番多いメーカーはPINGだそうですよ!
昔ながらのB60パターなんかとても懐かしいですね。
ひと昔のプロはほとんど使っていた印象がありました。
間違いなくプロの評価は高いとうなずけますね。
そのスコッティキャメロンの削り出しパターに対抗して今回出てきましたピンの削り出しパターVAULT2.0はいったいどのような特徴や打感なのでしょうか?
■PING 削り出しパター VAULT2.0 の特徴
・今回のVAULTパターはスコッティキャメロンと同じ303ステンレススチールを使用
→今回のヴォルトもスコッティキャメロンと同じ素材303ステンレススチールを使用している特徴があります。
303スチールは素材自体が実はとても固く、特殊な機械ではないとパターフェースの溝を掘ることができません。
そのために普通のパターでは溝を彫るための刃は頑丈な設計されています。
通常のパターでは200~300本近く彫れる刃が50~100本近くでダメになってしまい、交換しなければいけないためにとても深くまで溝彫ることができます。
それが心地の良い打感であったり気持ちの良い音を再現してくれるのですね!
・TR溝で距離感が合いやすい
→フェースの中心の溝を深く、周辺上下左右を浅く溝を掘っているためにストロークの際に
インパクトの打点が多少ばらついても毎回同じ距離感を出してくれるものです。
この機能はSIGMA2などにもあるピン最大の特徴ですね。
・好みに合わせて選べる3種類のヘッド重量
→パターでは形状の次に大事な要素は全体の重量とも言われています。
今回のPINGのヴォルトではその重量をご自身の好みに合わせて変更できるウェイトが3種類ついています。
パターストロークのリズムやテンポによって気持ちよく感じる差がはっきり出ます。
何が正解というわけではなくて、自分に合った重さを見つけましょうという意味合いでしょう。
軽いヘッドのほうがしっかり打てる方もいれば重いヘッドのほうが手を使いずらくなる人など症状は様々です。
ツアーのプロは比較的重いヘッドが高評価であると聞いています!
自分のパタースタイルに合わせて形状を選びストロークタイプによって重さを選ぶといった具合で考えていきましょう。
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価格:45,792円 |

■PING VAULT2.0 パター 種類
PIPER C、CRAZ‐EH、KETSCH、DALEANSER、PIPER、B60、VOSS、ZB この種類があります。
どれにしようか悩んでしまいますが、焦らず決めましょう。
パターヘッドの形状の違いやシャフトのさし方の違い、ネックの曲がり方による好き嫌いなど様々なタイプや種類が分かれています。
今回この削り出しパターを選ぶにあたって何を参考にしていけばいいか少しでも助けになれればいいなと思っています。

まず選ぶべきポイントは色になります。
・ステンレス仕様
・カッパー仕様
・ステルス仕様
この3種類があります。
これはもはや好みであるでしょうね。
次にヘッド形状とネックの形状となるでしょう!
①優しいパターといわれている大型ヘッドか感性を重視するブレードタイプのヘッド
②そしてハンドファーストで当てる人向けのL字ネック
or
②振り子をイメージしてアッパーに打っていくタイプの湾曲ネック
このように自分のプレースタイルによってパターを選んでいくことができたら毎回悩まずに済みますね!
■まとめ
打感はやはり非常によく、球をしっかりと包んでくれる音がしっかりと聞こえます。
溝が深いほど打感がよくなる傾向にありますので、フェース表面をよく見てみてください。
スコッティキャメロンなんかはパターによって溝の深さが全然違っていて、市場にでる価格もそこで決められることが多いんですね。
PINGの削り出しパター非常におススメの商品となっていますので、これを機に買い替えてみてはいかかでしょうか?

幼少期からゴルフに触れ合い面白さに難しさにのめり込む。高校、大学を経て研修生になりました。2012,13年JGTOツアープレイヤーとなり現役を引退し、レッスンをし始める。
アマチュアから女子プロまで様々なレッスンをしてきました。このサイトではそんな些細な情報を発信していきます。
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